2012年12月26日

30周年サンキューブログ(37/39)

2012年度事業報告 
一般社団法人つくば青年会議所
第30代理事長 木村 英博

本年は、組織として30周年という節目を迎える意味のある一年間であり、スローガンを感謝の心が溢れるつくば~温故知新!「自立」と「共助」が調和するJAYCEE~と掲げ、輝く未来を見つめて走り抜くことが出来ました。全ての事業が節目にふさわしく盛大に開催出来たことに感謝申し上げますと共に、関係していただいた全ての方々に重ねて、心より感謝申し上げます。
2012年元旦は、様々な思いを胸に東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城の地で迎えました。震災の被害を風化させてはいけないと、第29代神谷理事長が最後の事業として、大晦日にまさに本気の復興支援事業を行い、被災地の皆様には感謝の涙を流していただくほど喜んでいただきました。2012年をよい年にすると共にお祈りして、スタートしました。1月の総会は市長をはじめ、様々な来賓の皆様をお迎えして、盛大に開催することが出来ました。中田事務局長を中心とした事務局メンバーの皆様には、心より感謝申し上げます。メンバーの皆様に対し、理事長からのメッセージと30周年の節目の年にかける思いを挨拶で伝えさせていただきました。また、京都会議や茨城ブロック協議会の合同開講式にも多くのメンバーで参加させていただきました。2月例会では30周年式典を、飯田実行委員長を中心に盛大に行うことが出来ました。心より感謝申し上げます。式典には橋本知事や市原市長、公益社団法人日本青年会議所からは井川会頭をはじめとする公益社団法人日本青年会議所の役員の皆様、ノ・スンマン会長をはじめ姉妹JC北大田のメンバーの皆様、スポンサーLOM土浦青年会議所様をはじめ県内外、ご来訪JCメンバーの皆様、つくばJCOB会の皆様にご参加いただき、華を添えていただきましたことに心より感謝申し上げます。人生においても組織においても節目には意味があり大切なものだと考えて、共に盛大に祝っていただく為に、メンバー全員で協力し、感謝の心で精一杯の設えをさせていただきました。愛する人の為に、この街の為に、そして29年間の歴史を作り上げてきた先輩諸兄の為に、私たちつくばJCは確かな一歩を、30周年を良いチャンスと捉えて、歩んでいく事を誓いました。3月例会「環境美化フォーラム」では市原市長をはじめ野口健さん、ルー大柴さんをお招きして、つくば市きれいなまちづくり実行委員会の主催で無事に環境フォーラムを開催することが出来ました。井坂委員長を中心に環境美化推進委員会メンバーの皆様には心から感謝申し上げます。また、つくば市の職員の皆様や株式会社ライトオン様をはじめ、関係いただいた皆様、ご参画いただいた全ての皆様にも、心より感謝申し上げます。近年飛躍的に発展しているつくば市は、半面で落書きや、ごみのポイ捨てが問題となっています。例会の講演でありました通り、つくば市だけでなく日本全国各地で問題になっているということです。まずは、愛するつくば市に住み暮らす我々市民が主体的に、我がことと思い関心を持ち、一歩踏み出しアクションを起こすことが大事なのです。そして、そのアクションを継続していく事こそが大切なのです。ご参画いただいた皆様にその事が伝わっていれば幸いです。平凡な事を継続し続けることは非凡になり大きい「チカラ」になることを知って欲しいです。また、東日本大震災の発災から一年が経過する3月11日に東北の地で行われた復興創造フォーラムと慰霊祭にも多くのメンバーで参加させていただきました。そして4月1日、お陰様をもちまして、社団法人つくば青年会議所は一般社団法人つくば青年会議所へと移行致しました。手続きに携わっていただいた皆様に感謝申し上げます。これまでの良き伝統を守り、更なる発展を図ると共に、堅実な組織運営と時代に対応した幅広い社会貢献を今後も目指してまいります。関係いただきました皆様には、より一層のご指導ご鞭撻を賜るよう、お願い申し上げます。4月例会では30周年記念事業の冠をつけた、「つくばの食 王座決定戦」を約35,000名の参加者で盛大に行えました。勝村実行委員長を中心に地域力発信委員会メンバーの皆様に心より感謝申し上げます。市原市長をはじめといたしますつくば市のご理解をいただき、つくば市との初めての「共催事業」として事業を開催出来ました。今回の事業が、事故もなく大成功に終了する事が出来ましたことを、心から感謝申し上げます。この大成功はつくば市役所の皆様や事業の警備をしていただいた、警察の皆様や、消防の皆様の多大なる協力があったからだと実感いたしております。そして出店者の皆様やサポート・演出をいただいた皆様、ご参加いただいた市民の皆様、関係いただいた全ての皆様に、支えていただいての大成功であると、重ねて御礼申し上げます。わが街つくばは、昨年の震災で甚大な風評被害を受けており、つくば市制25周年・つくばJC30周年を迎える2012年は大きな岐路に立っているのです。この事業は地域で誇れるものを共有し発信していき、多くの人に伝播していく為のものでした。今回は悪い風評ではなく良い評判をこの地域から強く発信していき、街を元気にしていく一歩を踏み出せたと自負しております。今後は、王座に輝いたメニューをつくばの新名物として強く発信していきます。そして、自分たちの住み暮らす街の地域力を発信していく運動も我々がリーダーとなり、あらゆる手法を模索し考えていかなくてはなりません。「食」をブランディングしていくことは、街を元気にしていく為に必要なものなのです。そして、5月6日、つくば市北条地区を中心に竜巻被害が発生いたしました。竜巻被害で1名の尊い命が奪われました。そして多くの方が被害を受けました。被害を受けた全ての皆様に対し、衷心よりお悔みとお見舞い申し上げます。つくば青年会議所では対策本部を立ち上げて災害当日の6日から11日間にわたる約24,000食の炊き出しを提供させていただきました。その他にも復興に対する意識を共有していただく目的でバッチを作成、自転車を飛ばされた中学生には自転車を寄贈、洋服のなくなった小学生には洋服を寄贈、街並み復興の為にプランタを寄贈するなど、出来る範囲で様々な支援を行っております。現在も多くの方々のご支援をいただきながら復旧・復興の活動をさせていただいております。この活動は今後も継続して行ってまいります。そんな中で5月例会の開催の自粛も考えましたが、青少年育成運動事業を続けたいという思いと、被害の少なかったつくば駅周辺で行うということもあり、茨城ブロック協議会の皆様や近隣の会員会議所にご協力していただきながら例会を実施させていただきました。例会実施に尽力してくれた、広瀬委員長を中心に青少年育成委員会メンバーに、心より感謝申し上げます。また、5月例会オセロ大会に、ご参加いただきました100名の小学生とご父兄の皆様には心より感謝申し上げます。結果としては「つくばフェスティバル」全体としても昨年より多くの市民の皆様に参加いただく盛況でした。オセロ大会の中では郷土愛やコミュニケーションの大切さ、礼儀など、青少年の心を育むことが出来ました。また、挨拶の中でつくばの竜巻被害で困っている方の話もさせていただき、絆の大切さや、思いやり、感謝の心の大切さも伝えさせていただきました。様々な方々のご協力で例会を開催出来たことに、心より感謝申し上げます。また、5月は社団法人終了3月末までの決算等の承認いただく為の臨時総会も実施いたしました。6月例会30周年記念大会ツール・ド・つくば2012(筑波山ヒルクライム大会)を877名の募集を行い、過去最高の規模で事故もなく開催が出来ました。中山実行委員長を中心に筑波山活性化委員会メンバーの皆様には、心より感謝申し上げます。また、消防の皆様や警察の皆様、行政の皆様、ご協力いただいた企業の皆様、そして、近隣地域住民皆様の協力のおかげだと思っております。スタート地区である竜巻被害を受けた、北条地区の活性化にも微力ながら寄与出来たと思っております。今大会は、地域の宝である霊峰筑波山を舞台にして、つくばJCの創始の心を大切にしながらも、これからの光り輝く未来をしっかり描きながら、北条地区の皆様や、多くの市民の皆様を巻き込み盛大に実施いたしました。また、ご参加いただく選手の皆様に自転車でのマナーや事故防止の安全を促していき、安心・安全な大会を進めていく事により、この事業を昇華させていくと共に、将来を背負って立つ人材を育むことが出来たと思います。今大会を通じて、つくば市民の皆様が心から笑顔になれて、心豊かな街で、故郷に誇りを持って住み暮らして欲しかったのです。今後も筑波山を活性化させていく事により、地域住民の皆様にも愛される大会にしてまいります。6月にはASPAC香港大会も開催され、多くのメンバーで参加させていただきました。そして7月例会では、筑波山でサマーキャンプこども感謝塾を行いました。つくば市を中心とする参加者の皆様のお陰様をもちまして、無事にサマーキャンプこども感謝塾を開催出来たことに、心より感謝申し上げます。筑波ふれあいの里や多くの方々の協力をいただいた事と広瀬委員長を中心とする青少年育成委員会メンバーの皆様にも重ねて御礼を申し上げます。現代社会の子ども達は、個性を尊重するあまり利己主義な考えから他人に無関心になり、当り前が蔓延しています。また、地域への関心も薄れ、家族や友人ともコミュニケーションを取れない子ども達が増えている様に思えます。感謝塾を経験し、普段の生活の中で全ての物事に対して感謝する気持ちを持ち、相手を思いやる、利他の心を育めたと自負しております。これらの気持ちや精神性を持ち帰った参加者が、友達や家族、そして地域の市民の皆様に、このアイデンティティを伝播していく事を心からご祈念いたします。7月には関東地区大会山梨・甲府大会やサマーコンファレンスが開催され、出向者支援を含め多くのメンバーで参加させていただきました。その他にも近隣LOMと協働して行う「霞ヶ浦フェスティバル」も盛大に開催され、つくばJCも大きく寄与することが出来ました。また、つくばの郷土愛をテーマに「秘かなブームご当地ナンバー」をつくば市に提言させていただきました。8月例会は、30周年記念祭「第15回 The 祭 in TSUKUBA ねぶたパレード」です。毎年約40万人を超える県内外の方にお越しいただくねぶたパレードが、今年も大きい事故もなく盛大に開催出来たことを心から感謝申し上げます。今年の参加者数は過去最高の「約49万人」と発表がありました。また、多くのご協賛や、ご協力をいただいた方々に支えていただき開催出来ていることと、矢口実行委員長をはじめとする街組委員会メンバーの皆様に、重ねて心より感謝申し上げます。今年の祭りは、つくば青年会議所30周年、つくば市制25周年、ねぶたパレード15周年の3つの節目が重なる天の時です。そして、今回のねぶたパレードは、復興祈願祭という位置づけで開催いたしました。昨年発災した東日本大震災の影響で未だに仮設住宅で生活を余儀なくされている宮城の方々と、本年5月6日に発生した竜巻の被害にあった子ども達を招待いたしました。つくばの地から本気の笑顔を創出する運動が出来たと思っております。重ねて問題になっている、被災者のPTSD問題解消にも寄与出来たと思います。多くの市民の皆様から青森の世界一の復興祈願大太鼓、バルーンねぶたの反響をいただき、来年も期待する声が寄せられた開催で、つくば市内が市民の皆様の笑顔でいっぱいになりました。この祭りを通じて将来に対する夢を持っていただくことや、みんなが笑顔になれたことが一番の成果だと思っております。そして9月は一般社団法人つくば青年会議所が創立30周年を迎え、第一回通常総会を開催すことが出来ましたことを心より御礼申し上げます。また平素は、私どもの活動につきまして、多大なるご理解とご協力を賜っておりますことと、準備をしっかりしていただいた、中田事務局長をはじめとする事務局メンバーの皆様に、厚く御礼申し上げます。つくばにおける青年会議所運動の灯は、故郷を「明るく豊かな社会」にする為に、つくばを愛する高い志を持った青年の同志によってともされました。1983年に設立され、つくば科学万博‘85の開催や6カ町村の合併を前に、街の発展を望んでともされた灯は、つくばエクスプレスの開通など目覚しい発展を遂げて21万人を超える街に発展する今日に至るまで、先輩諸兄のご尽力で積み重ねられ輝き続けているのです。歴年の尊い軌跡に深く感謝申し上げます。そして、これまでつくば青年会議所に賜りました様々なご指導、ご支援に対しまして、関係各位のご尽力に心より感謝を申し上げます。創立30周年の総会開催にあたり、これまでの青年会議所30年の歩みを振り返り、創始の精神に沿って、尊き青年の運動の歴史に感謝と敬意の念を抱き、新たなる飛躍へ向けて、確かな一歩を踏み出して参ることをお誓い申し上げます。また9月に日本青年会議所が主催する人間力大賞が行われ、飯塚専務が思いを込めて推薦状をしたためた伊藤文弥くんが農林水産大臣奨励賞と内閣総理大臣奨励賞、人間力大賞グランプリを受賞することが出来ました。茨城県での大賞受賞は初めてのことですし、総理官邸で総理大臣から直接表彰していただいたのは感無量でした。人間力溢れる人財と共に明るい未来を創造していきたいと思います。10月例会では、不法投棄されたゴミの撤去をする、「不動峠きれいきれい大作戦」が開催されました。今回は様々な方々にお力添えいただいた事に感謝申し上げます。まずは会場協力していただき事業にも数多く参加いただいた筑波高校の皆様、そして学校の単位に位置付けてご参加いただいた筑波学院大学の皆様や近隣にお住いの皆様、ご参加いただいた全ての皆様に感謝申し上げます。また、共催いただいたつくば市きれいなまちづくり実行委員会や林野庁の皆様と井坂委員長を中心にした環境美化推進委員会メンバーにも重ねて御礼申し上げます。活動を行う前提に、平凡な事を継続し続けることは非凡になり大きいチカラになることを知って欲しいです。共に活動する参加者を増加させていくことで、それぞれが「自立」しながらも「共助」の精神で、市民の皆様の環境美化への意識を高揚させて、きれいな街そして住み良い美しい街を創造する為に活動します。そして、これからも自分の住暮らす街を誇れる、郷土愛溢れる「つくば」を目指して参りましょう。また、10月には全国大会北九州大会も開催され多くのメンバーで参加してきました。本年卒業される全国のメンバーに向けた卒業式は感動的なものがありました。11月は筑波山検定をオープン委員会として開催いたしました。中山委員長を中心に筑波山活性化委員会が考えてくれた素晴らしい事業でした。筑波東中学校を舞台に中学生で実行委員会をつくって、生徒のみんなが考えた筑波山に関わる問題を多く作っていただきました。そして、参加者は問題に真剣に取り組み、一生懸命解いてくれていました。近年つくば市は、中心部の人口こそ急増しましたが、北部地域では依然過疎化が進んでいます。それに伴い地域の宝である霊峰筑波山の歴史や文化を継承する人も減少しています。その地域の宝を再認識し拡散していく必要があったのです。筑波山の活性化を図るために今話題になっているご当地検定を開催し地元の方をはじめ、より多くの方にこの検定を通じて筑波山の魅力を伝播したかったのです。地元の中学生たちも筑波山の魅力を再発見出来た事業でした。また、勝村委員長をはじめとする地域力発信委員会では、つくばフォトコンテスト~ベスト・ビュー・つくば~を開催し光の森でグランプリ等各賞を表彰させていただきました。私たちが住む街つくば市は、短期間で眩い進化を遂げて来ました。筑波山のように古き良き自然と様々な研究所がある最先端技術が融合する珍しい街でもあります。今現在、住民が21万人を超すほどまでに成長したつくば市を、今一度見つめ直し、新たな魅力を再発見していただきました。その魅力を共有し伝播され、地域のブランディングに寄与出来ました。そして11月例会、30周年記念事業第8回つくば光の森点灯式及び創立30周年フィナーレコンサートを岡添実行委員長と飯田実行委員長を中心に、駅前活性化委員会と30周年特別委員会メンバーのおかげで開催出来ました。市民一人ひとりが復興に向け街づくりに積極的に参画し、「感謝の心が溢れるつくば」の創造に向けた運動を内外に発信する必要があり、本年のつくば光の森点灯式では、キャッチフレーズ「思いをつなぐ感謝の光」のもと、多くの市民が気持ちを高揚させ街の活性化につなげることを目的に開催いたしました。様々な企業や団体、行政を巻き込んだ光の森実行委員会の皆様の協力のお陰様で事業を開催することが出来きたのです。関係された皆様に心から感謝申し上げます。また11月にはさよならブロックやJCI世界会議台北大会も開催され、多くのメンバーで参加してきました。そして12月例会JCI TSUKUBA AWARD 2012及び卒業式を、山関渉外局長を中心とする渉外局を中心とする渉外局メンバーの皆様に盛大に開催していただきました。本年ご卒業される方々のご活躍、ご苦労等は計り知れません。その現役活動を終えられる20名の卒業生と共に多くの時間を一緒に活動されてきた方が居て、私自身も思い出が走馬灯のように思い出されました。卒業生の活動には多くの事を学ばせていただいたと改めて感じさせていただきました。そんな卒業生を現役メンバーで「感謝の心」を持って盛大に開催し、「つくば青年会議所のメンバーで本当に良かった」と思っていただけるような例会が開催出来ました。また、一生懸命JC活動をされてきた事をJCI TSUKUBA AWARD 2012で褒賞を贈る事で、活動を振り返ると共に、2013年度に向け更に意識を高揚していただける例会が開催出来ました。各賞を受賞されたメンバーには今後更なる飛躍をしていただきたいですし、惜しくも受賞出来なかったメンバーにも来年は褒賞を獲得して欲しいと感じました。褒賞を贈らせていただく事により、メンバー全員で切磋琢磨し意識の高揚が出来ました。そして同日に家族や友人を招待するクリスマス例会も開催いたしました。本年度、会員育成特別委員会は30周年にちなんで、サンキュー30周年と題し、30%39人を目標に運動してきました。メンバーの皆様には、研修生のご紹介・新入会員のサポート等多大なるご支援、ご協力をいただきましたことに感謝いたします。その感謝の心を持って会員育成特別委員会が一致団結し、新入会員が中心となり、現役メンバーや今年卒業されるメンバーとそのご家族・ご友人に対する御礼の場として、クリスマス例会を盛大に開催させていただきました。最後を飾る、素敵な締め括りの事業となりました。その他に年間を通して見ると、つくばスタイルの協力や毎月開催したきれいきれい大作戦、OBの皆様との交流事業の地区会議、オリエンテージョン、そして多くの出向者を輩出し活躍してくれたメンバーなど様々な事業や活動にもコミットさせていただいた感謝の心が溢れる一年でした。
結びに全ての事業が予定通りに開催され、高い評価をいただけていることに組織の代表として心から感謝申し上げます。そして関係いただいた全ての皆様とつくば青年会議所の親愛なるメンバーに改めまして感謝申し上げます。激動の一年間を無事に終える事が出来たのも、お支えいただいたスタッフ、理事はもとより、つくばJCすべてのメンバーそしてOBの皆様、関係各位の皆様のお蔭と衷心より感謝御礼を申し上げます。東日本大震災による未曽有の大災害があり、つくば市北条地区を中心に発災した竜巻災害があり、30周年を迎えるつくば青年会議所は大きな岐路に立っていました。当時、被災地でもあるつくば市民や行政、そしてJAYCEEが災害にあわれた、他人の役に立つために、本気で行動を起こしていたのです。「他が為に、人々が強い心で行動するチカラは、人が発揮する一番のチカラ」なのです。これはつくば青年会議所の先輩諸兄が積み上げてきた歴史そのものであり、つくば市民の強いアイデンティティだと改めて感じました。現在もなお被災地では困難な生活を余儀なくされておりますが、とてつもない危機に遭遇したとき日本人は、ひたむきに我慢強く、決して諦めない行動力によって、変革と再建に取り組み、民族独特の心理的結束によって秘めた力を発揮するのです。今回も必ずこの国難を乗り越え、世界が驚くような大復興を成し遂げるものと私は確信しています。変化して行く時代の流れに対応して、明るい豊かなつくばを創造する活動を続けるのが青年の義務であり、決して止めてはならないのは、つくば青年会議所のこれからの歩みであります。この震災での教訓を風化させることなく、復興を成し遂げ、あらゆるものに感謝の心をもって30周年という節目をターニングポイントとし、故きを温ねて新らしきを知る「温故知新」の精神で、我々は今後も新たなる飛躍へ向けて一蓮托生であらゆる物事に果敢に挑んで参ります。
一年間本当にありがとうございました。
感謝。感謝。感謝。

Posted by 木村英博 at 21:06│Comments(0)
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